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  3. ワンウェイレンタカー

乗り捨て可能なレンタカー

マイカーとは異なり、レンタカーは、借りた業者に、必ず返却しなくてはいけないというルールがあります。
その辺りの事情から、レンタカーを返すために、営業所へ出向くための時間やエネルギー、コストがもったいないと感じる消費者も少なからず存在するようです。

その種の問題を解消するためには、レンタカーの「乗り捨て」や「ワンウェイシステム」と呼ばれる制度を利用することも検討すると良いでしょう。
「捨てる」という言葉が使われていることから、このサービスの内容を、自分の好きな場所で、レンタカーを放置しても良い意味だと間違って解釈して
いる人も存在するようです。

しかしながら、正しくは、同じレンタカー会社の営業所であれば、借りた所とは別の営業所へ返却することも可能になる、という意味合いになりますので、注意してください。
こちらのサービスを提供するためには、全国各地に数多くの営業所を有していることが大切な条件となります。
そうした意味合いからすると、大手のレンタカー会社の方が、このサービスに対応している可能性は高いことが判ります。

料金システム

大手レンタカー会社では、同一都道府県内の乗り捨て料金が無料に設定されている場合が多いようです。ただし、大手の業者であったとしても、離島への乗り捨てには対応していない他、都道府県をまたがって利用する場合には手数料がかかるという話です。
また、他の都府県よりも面積が広い北海道では、同じ道内であったとしてもエリアが分かれていて、指定されたエリアの中では無料というシステムが採用されているそうです。

その他に、業者によっては、距離によって料金が掛かるか否かが決定されるところもあります。
そして、通常であれば乗り捨て料金が掛かる場合でも、キャンペーンなどを利用することによって、無料になることもあり得ますから、各レンタカー会社のオフィシャルサイトなどを小まめにチェックしておくことをおすすめします。

乗り捨てのルールは会社によって異なる

また、レンタカーの乗り捨ては、同じ会社の営業所でしなくてはいけない、という原則を取っぱらったサービスを提供している会社もあるそうです。
例えば、観光地に存在する、ホテルの駐車場へ乗り捨てることが認められているケースもあります。

また、沖縄の宮古島にある一部の会社では、島内であれば、一部の地域を除く何処へでも、無料で乗り捨てが可能になるというサービスを提供しているようです。
これらのサービスを利用すれば、レンタカーを利用する際の利便性、快適性がより一層向上することは間違いありませんので、旅行の目的地などを検討する際の参考にしてみられては如何でしょうか?