三峯神社

永遠なる平和を願って建てられた、三峯神社

その昔、皇子日本武尊が登山をした際に、山川の美しい様子を見た後、伊弉諾尊、伊弉冉尊が国を生んだことを偲ばれ、二神を祀ってこの国の永遠なる平和を願うために建てられたとされているのが、三峯神社です。

雲取山、白岩山、妙法巌の3つの峰が連なっている事からこの名前が付けられたとされ、非常に歴史有るスポットとして、日々、多くの方が参拝に訪れます。
埼玉県秩父市三峰に建てられているこちらでは、霊験あらたか、信者も多く居ることで知られており、様々な状態で姿形を変えながら、現在の姿に至っているのです。

社紋としては菖蒲菱が用いられており、花山院宮家の紋として、神宮内に多く見かけられるでしょう。

シーズンに合わせた祭事や神事を開催

三峯神社では、シーズンに合わせて祭事や神事を広く行っています。
こうした祭事や神事に合わせた観光に訪れるという方も多く、海外の方からも、広く愛され続けて居ると言えるでしょう。

例えば、節分祭として知られる、“ごもっとも神事”が有名な神事です。
2月の節分シーズンに行われる神事で、宮司以下祭員、年男たちによって、祭りが執りおこなわれ、大迫力の神事を見ることが出来るでしょう。

ごもっとも神事と言われる所以は、豆まき神事のかけ声にあります。
豆をまく際に年男達により、副輪うちの唱え言と共に豆がまかれた後、添え人が大声で、ごもっともさまと叫ぶことから、ごもっとも神事と呼ばれるようになりました。
このイベントを見るために遠方から訪れるという方も多く、様々なご利益が得られるとして知られています。

周辺にも観光スポット多数あり!

三峯神社では、神社本体もそうですが、周辺にも観光スポットが多数用意されていますので、一日中遊ぶことが出来るでしょう。
車で向かわれたら、移動が大変楽ですので、車でドライブがてら巡られる事をおすすめします。

例えば、二瀬ダムと秩父湖は、多目的ダムとして作られたダムと、人造湖を見ることが出来るでしょう。
トンネル手前に売店や食堂がありますので、食事をしながら景色を楽しむことも出来ます。
狭い片側交互通行の道が続きますので運転には注意が必要ですが、その分、雄大な自然を堪能出来るでしょう。

また、落差約50メートルとして知られている、不動滝も立ち寄りたいスポットです。
秩父湖沿いの道路に車を止めたら、吊り橋を渡り山道を歩くと、豪快な滝の音が聞こえ、目の前にしぶきがかかるほどの轟々とした滝を拝むことが出来るでしょう。
歩いて15分ほどの距離ですので、有る程度動きやすい服装と歩きやすい靴で行くことをおすすめします。

このように、非常に様々な自然を堪能出来るのも、この近辺ならではでしょう。