標識にご注意

海外の様々な交通標識

日本には道路に多くの交通標識が立てられています。
運転免許証を取得するとき、みなさん必死に覚えたと思いますので、ほとんどの標識の意味を理解していることでしょう。
ですから、車の運転中でも標識を見たら、簡単に理解することができます。

しかし、海外ではどうでしょうか?
交通標識は日本だけではなく、世界中にあり、しかも、見たことがない意味不明のものがあったり、面白いものがあったりと、日本とは異なる標識が多く存在しています。

海外でレンタカーを借りて旅行をする場合は、それらの標識に従わなければなりませんので、全部とは言いませんが、ある程度の標識の意味は調べておいた方が無難です。
日本で標識に気が付かなかったと言い訳をしても許してもらえないように、海外でも交通違反に問われる場合があります。

罰金などに科せられてしまったら、楽しいはずの旅行が台無しに。
そんなことにならないように、標識にはくれぐれも注意するようにしましょう。

標識にはくれぐれも注意

世界には、本当に変わった標識がたくさんあります。
特に多いのは、動物注意の標識です。

日本でも山道を走行していると、鹿やイノシシ、ウサギなどに注意を促す標識を見かけることがあります。
黄色に黒い縁取りをした標識で、中央に動物の絵が描かれていますが、世界でも同じような標識を各地で見ることができます。

日本と違う点は、描かれている動物の絵がバラエティーに飛んでいることでしょう。
オーストラリアではカンガルーやコアラ、エミューやハリモグラといった、珍しい動物の標識を目にすることができますし、カナダなどの北米では、トナカイやクマの標識があったり、モロッコなどではラクダ、アフリカでは像の標識もあります。

このような標識は飾りではありません。
標識に描かれている動物が、道路に突然飛び出してきて、大きな事故になる可能性があるので、注意を促しているのです。
誰でも、動物をひいてしまうのは嫌なことでしょう。
必ず出現するとは限りませんが、このような標識を見かけたら、スピードを落とすように心がけるようにしてください。

あと、珍しいといえば、アメリカなどで見かけるヒッチハイク禁止の標識でしょうか。
アメリカではヒッチハイクをする人を多く見かけますが、この標識があるところでは禁止されています。
たとえ、ヒッチハイクをしている人がいても、ドライバーは車に乗せてはいけないことになっていますので、車を止めないようにしましょう。

他にも世界には色々な標識があります。
日本の標識と意味が同じでも、違う絵が描かれているものもあります。
インターネットで各国の標識が紹介されていますので、海外でレンタカーを利用する予定の人は、是非、一度は目を通しておいてください。
そして、くれぐれも安全運転を心がけるようにしましょう。