チャイルドシートの必要性

小さな子供はシートベルトを装着することができないですし万が一のときに自分で自分の身を守るための行動をとることも難しいです。
そのため事故の時に安全を守るためにチャイルドシートを装着することが義務付けられています。

チャイルドシートの装着が義務付けられているのは6歳未満の子供で、一部の特例を除いてはチャイルドシートを装着せず運転をするのは道路交通法違反です。
赤ちゃんは抱っこしていれば大丈夫だろうとか大きくなったから大丈夫だろうとかと考えてチャイルドシートを使わない人もいます。
しかしチャイルドシートを使わないことは違法でありもしも事故に遭遇したときには子供の命を守れない可能性が高いです。

チャイルドシートの種類

チャイルドシートは年齢や成長具合で使い分ける必要があります。
新生児から生後10か月くらいまでもしくは体重10㎏未満、身長70㎝以下の子供が使うのがベビーシートです。
首の座る前から使えるもので寝た姿勢でのることができ、進行方向と反対を向くようにして設置します。

チャイルドシートといわれるものは1歳から4歳ごろまでの体重が9㎏から18㎏程度で身長100㎝以下が対象です。
ベビーシートとは違い椅子のように座る形の姿勢をとり、前向き専用と後ろ向きのものがあります。

4歳から10歳までが乗ることができるのがジュニアシートです。
体型的には15㎏以上36㎏未満まで乗ることができ身長としては135㎝以下が対象となっています。

レンタカーでもチャイルドシートは必要

チャイルドシートはレンタカーであっても装着が必要です。
あくまでも装着が免除されるのはケガをしていたり緊急搬送で合ったりという状態のときであり、特別なことがない限りは装着をする必要があります。

そのためチャイルドシートに乗らなければならない年齢の子供を連れてレンタカーを利用する場合には事前にレンタカー会社にチャイルドシートの手配をお願いすることが必要です。
どのレンタカー会社であってもチャイルドシートは貸し出し用に用意がされています。
そのため自分でチャイルドシートを持ち込む必要はありません。

ただしレンタカー会社にもチャイルドシートの在庫には限りがあります。
そこで車の予約時にチャイルドシートの有無を確認しておくと確実です。

多くのレンタカー会社ではチャイルドシートを借りるのには料金がかかります。
どの種類のシートでも一日当たり500円から1000円が相場です。
レンタカー会社の特別会員になっている場合には無料で借りることができたり、3日までは定額で借りることができたりというプランを設けているレンタカー会社もあるので事前に調べておくとお得に借りることができます。