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普及が進む個人間カーシェア

個人間カーシェアのシステムとは

カーシェアリングには、企業が所有している車両を借りる形態もあれば、特定のサービスへ登録している会員間で車両をシェアする個人間カーシェアの形態もあります。
レンタカーのサービスとは異なり、いつでもどこでも好きな車種を好きな期間だけレンタルできるというわけではありません。

会員が車両を使わない期間だけ個人間カーシェアに出すことが多いため、車種や期間などは限定的です。
基本的には短時間及び短期間での利用を前提としているサービスで、レンタカーと比較するとリーズナブルで借りやすいという点が魅力です。

メリットとデメリット

個人間カーシェアには、たくさんのメリットがあります。
1つ目のメリットは、最低15分程度の短時間から利用できるためとてもリーズナブルという点です。
最低24時間といったルールはありません。

2つ目のメリットは、予約やキャンセルがフレキシブルという点です。
個人間カーシェアの場合、予約は24時間前までできることが多いですし、キャンセルも借りる直前まで受け付けてくれます。
直前でキャンセルしたからと言って、キャンセル料金が発生することもありません。

3つ目のメリットは、返却の際にガソリン満タンにする必要がないという点が挙げられます。
借りる際にもガソリンが満タンということはないため、借りる側が必要に応じて給油を行わなければいけません。
しかし、返却前に給油のためにガソリンスタンドを探す時間と手間を省略できることは大きなメリットです。

個人間カーシェアにはまた、デメリットがいくつかあります。
1つ目は、個人間のシェアなので乗り捨ては不可という点です。
返却は必ず借りた場所へ戻さなければいけません。
レンタカーの場合、追加料金を払えば別のオフィスへ返却出来ますが、個人間カーシェアにはそうしたサービスやオプションはありません。

2つ目のデメリットは、車両の状態が必ずしも理想的とは限らないという点です。
会員が普段使っている車両なので、自走出来ないというケースはないものの、最新の車種でなかったり車内が清掃されていないということもあります。

どんなサービス会社がある?

個人間カーシェアは、どのサービスを選ぶかによって会員が異なります。
できるだけたくさんのロケーションでたくさんの選択肢が欲しい人なら、大手のサービスを利用するのが良いでしょう。
例えば登録会員が35万人超のAnycaは、首都圏を中心に21都道府県で利用できます。
その他にも、47全ての都道府県で1700台以上が登録されているCoFoReや、首都圏および大阪と限定的ではあるものの登録車両は6,200台超と充実したGo2Goも人気があります。