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カーシェアリングに多いトラブルとは

消費生活センターにはどんな相談が寄せられる?

カーシェアリングでトラブルが起きたら、全国にある消費生活センターへ相談することができます。
カーシェアリングに関する相談は毎年500件ほどありますが、このサービスが拡大する中で相談件数も増える傾向があります。

どんなトラブルが多いかというと、車両の返却時に車体の傷を指摘されて修理代を請求されるなど、見覚えのない傷に対する請求に関する相談はとても多いです。
利用中に事故を起こせば、すぐに警察やカーシェアリング会社に連絡するということは分かっていても、どこかに駐車した時についた傷などは返却するまで気づかないことは少なくありません。

また、メンテナンス不足によるトラブルに関しても相談が寄せられています。
例えば走行中に走行不能になってしまったり、オイル不足で危険な状態になってしまうなどのトラブルが起こることがあります。

スペックや使い方が分からずにトラブルになってしまうこともあります。
例えば、車両に搭載されているカーナビの電源がオフにならずバッテリーが上がってしまったり、利用する車両のスペックが特殊でサイドブレーキの位置が分からないなどのトラブルも起こっています。
特に無人ステーションを利用する際には、スペック面での使い方が分からないとトラブルが起こりやすいものです。
使い慣れている車種以外を利用する場合には、スタッフが常駐しているステーションを利用するのが安心かもしれません。

トラブルの原因で多いのは「ナビの消し忘れ」

消費生活センターに寄せられる相談内容で多いのは、ナビの消し忘れが原因のトラブルです。
バッテリーが上がってしまうと自走出来なくなってしまいますし、カーシェアリング会社へ連絡することによって別途でチャージが発生してしまいます。
ナビの消し忘れはドライバーが気を付ければ防ぐことができるトラブルなので、カーシェアリングを利用する際にはくれぐれも最初にナビの電源オン・オフの方法を確認し、駐車したらまずナビをオフにする習慣をつけることをおすすめします。

ナビの消し忘れは、カーシェアリング利用中だけでなく返却する時にもきちんと電源をオフにするようにしてください。
例えば無人ステーションへの返却だと、うっかりナビを消し忘れていても誰も指摘してくれる人がいないため、そのままバッテリーが上がってしまいます。
その結果、返却後に修理費用をチャージされることになることも少なくありません。

カーシェアリングで消し忘れやすいのは、ナビの他にもヘッドライトなどがあります。
車種によっては自動車のエンジンを切るとライトも同時にオフとなるモデルがありますが、全ての車種がそうだというわけではありません。
勘違いをしたままライトをつけっぱなしの状態で返却してしまうと、バッテリーが上がる原因となってしまいます。