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マルタでレンタカー

マルタの交通事情

マルタは、日本と同じ右ハンドルで左側通行です。
海外には日本とは逆の左ハンドルで右側通行の国が多くありますが、そうした国と比べると、マルタは比較的日本人ドライバーにとっては運転しやすい国だと言えます。

首都のバレッタがユネスコ世界遺産に登録されていたり、中世の街並みや風情がそのまま色濃く残るマルタは、多くの道路が狭くてクネクネと曲がっていたり、行き止まりやラウンドアバウトと呼ばれる環状交差点が多くあります。
土地勘がない人だと道に迷ってしまうことがため、レンタカーで出かける際には十分注意が必要です。

国土面積は316㎢と名古屋市と同じ程度のマルタですが、自動車の数はとても多く、36万台以上が車両登録されています。
大勢が移動に自動車を使うため、交通渋滞も時間と場所によってはとてもひどくなります。
平日は朝7時~9時ごろと夕方17時~19時程度に起こるラッシュアワーを避けたり、週末には外出する人が増える早朝や午後の運転を避けることで、より快適に運転できます。

マルタでは、1つの通りに複数の名称がついていることがあります。
これはマルタが歴史の中でイギリスやフランスの植民地であったこと、またアラブの支配下に置かれていたことなどが関係しており、それぞれの言語で通りの名前が付けられたものがそのまま残されています。
マルタで運転をするなら、英語とマルタ語で表記されている名称や道路名は両方覚えるのが良いでしょう。

マルタでは、観光客向けのツアーバスや市民の移動のためのバス、そしてフェリーなどが充実していて、移動の面ではレンタカーがなくてもとても便利です。
特にバスはとても便利で、中心街では深夜まで運行しています。
しかも料金がリーズナブルですし、運行間隔も比較的短いため、市民の生活を満喫するという点においてもバスでの移動はマルタに行ったらぜひ経験したいものです。
マルタでは、渋滞や煩雑な道路標識などを考えると、レンタカーを使わずに観光する方法を模索するのが良いかもしれません。

マルタでレンタカーを借りる方法

マルタでレンタカーを借りる際には、パスポートと国際免許証が必要となります。
借り方は他の国や日本で借りる場合と同じで、必要な書類に記入して保険にも加入したらクレジットカードで支払いをすれば利用が可能です。

マルタでのレンタカーは、マルタ空港を始め、都市部で借りることができます。
観光の際に空港で借りて空港で返却する計画にしている人でも、バスやフェリーで移動できる場合にはできるだけレンタカーは使わず、郊外へドライブする場合を中心にレンタカーを利用すると良いでしょう。
マルタで人気のセントジュリアンなどの繁華街へ行く際には、路上駐車が難しい上に一方通行が多く道も悪く、迷子になる確率が高くなってしまいます。
そのため、どこに行くかによって移動手段を決めてください。