1. >
  2. >
  3. シンガポールでレンタカー

シンガポールでレンタカー

シンガポール国内の交通事情

近代国家シンガポールは公共交通網が整備されており、旅行等で短期間滞在するケースでは、レンタカーを借りるメリットはあまりありません。
レンタカーが必要となれば、Avis、Hertz等メジャーなレンタカー会社の店舗が整備されています。

シンガポール国内でレンタカーを借りる場合は、英語で読み取れる有効な運転免許証の所持が求められます。
もし免許証が英語記載でなければ、出国前に国内で国際運転免許証をとっておくことが必要です。

ケースによっては国際運転免許証をシンガポール国内で取ることも可能です。
シンガポールに1年以上滞在するケースやシンガポールに永住するケース、市民権を得るケースでは、現地の免許証を取得しましょう。

シンガポールでのクルマの交通事情

現地のクルマは右ハンドル、運行は左側通行で日本と同じで、この点は助かるでしょう。
さらに、距離の単位もメートル法が採用されており、速度制限の標識などもキロメートル/時で表示されています。

一般的に制限スピードは、市街地では50キロメートル/時前後、高速道路走行ではおおむね80~90キロメートル/時です。
朝夕の通勤ラッシュピーク時間帯は渋滞も見られますが、道路にはおおむね標識が整備されており、道路整備状態も良く、ほとんどの目的地までは間違うことなく比較的簡単に行きつくことが出来ます。
レンタカーにGPS機器を積むことも出来て、シンガポール全土に加えてマレーシア半島の一部であれば機能するでしょう。

クルマをレンタルするコスト

シンガポールは物価が高く、レンタカー料金も高くかかる場合があります。
近年はレンタカー料金自体と、もしもの場合の保険料が高騰していることに加えて、駐車料金も特にCBD区域(中央商業地域)辺りでは、長時間のパーキングでビックリするような料金です。

さらに利用する時間帯により、ERPという一種の道路通行料金が必要になる場合もあります。
チャージ機能を持つキャッシュカードを読み取ることが可能なIUと言われる機器が全車両に取り付けられており、道路通行料金だけでなく多くのパーキングの駐車料金支払いに活用されます。
このチャージ式キャッシュカードは、セブンイレブンやパーキングに設置された機器でチャージが可能です。

道路交通に関するルールの特色

注意すべき点は、シンガポールにおいては飲酒状態での車両の運転は重大な犯罪と認識されており、厳格な取り締まりが実施されていることです。
シンガポール政府の陸上交通庁は、車両運転中の携帯電話の使用の取り締まりも厳しく実施しています。
また、PM7時~AM7時の間はヘッドライト点灯が義務付けられ、ドライバーと同乗者にはシートベルトを締めることが義務づけられます。

万が一事故に巻き込まれた場合は、相手当事者の連絡先や免許証等の情報を記録し、発生現場の路面や被害などの写真画像を十分に撮影しておくことがポイントです。
被害が大きい事故または人身事故の発生は速やかに警察に連絡しましょう。