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ウクライナでレンタカー

ホテルで手配が無難

現地でクルマを運転するには、出発前に所持する免許証の内容を現地の言語に翻訳し、その証明書を取得しておかなければいけません。
国際免許証は使えないのです。
レンタカーは空港には存在しますが、評判の良いホテルでは、頼めばすべてを手配してくれます。

標準的なクルマのレンタル料金は、保険など全て込みで1日4~5千円程度で、ホテルまでクルマを回してくれるので大助かりです。
ただし、保証料として別途5万円程度のキャッシュが必要となるでしょう。

レンタカー店のスタッフは、ほぼ英語が通じないので、すべての手続をホテルのスタッフが進めてくれます。
レンタカー店のみならず、ウクライナでは英語は通じないと考えておいた方が良いでしょう。

レンタカーは快適も道路事情に難あり

クルマは快適ですが、問題はウクライナの主な市街地の道路は、舗装はされていても整備が不十分で、デコボコで狭い道が多い事です。
観光であちこち回る際は出来る限り市街地走行を避け、早く高速道路に抜けることを考えましょう。

道路の整備事情は州によって多少の違いはあるのですが、道を一歩それるとでこぼこ道に入ります。
クルマにダメージを与えるのではないかと心配になるくらいですので、地図を見ながら観光地巡りの予定を立てる際には、高速道路以外は十分時間に余裕を持って予定を立てましょう。

その他のウクライナの交通事情

かつてはクルマを運転していると、警察が賄賂を要求してくるという噂があったウクライナですが、現在はそのようなことはありません。
ウクライナは欧州に属しており、ギアチェンジはクラッチ操作が必要です。
従って、オートマティック専用免許やクラッチ操作に自信のない方にはレンタカーは無理でしょう。

また、ウクライナをめぐる高速道路は、他の諸外国と同じく料金が不要です。
ただ、日本国内のように整備されているわけではなく、多くは片側1車線で、時折2車線といった具合です。

ウクライナの観光地をレンタカーで巡るメリット

ウクライナは歴史が古く、かつ広い国土を有し、見どころがあちらこちらに点在しています。
おススメはPochaivという街にあるウクライナで2番目に大きな修道院で、お昼になると若い修道士たちが十字を切って外に出てきます。
大聖堂はお祈りをささげる多くの地元の方で熱気にあふれ、単なる観光地ではなく、旅先の日常に触れた気がして満足感を味わえるはずです。
このような現地の日常の光景に遭遇すれば、フリーで旅をしてよかったと思えるでしょう。

次のおススメは、観光名所となりつつある愛のトンネルのあるクレーヴェンへ向かうルートです。
写真は見たことはある、という方も実物を見れば何倍も感動するでしょう。

日光の当たり具合によって森林の茂みの色合いが、濃くなったり、薄くなったりしてミドリが美しいこと、この上ありません。
まだ本格的に観光地化していないところが魅力です。
このように点在する観光地を自分たちで計画を立てながら旅できるのが、レンタカーの魅力です。