英国北部に位置するスコットランド
スコットランドを含め4つのエリアで成り立っている英王国は、18世紀の初めに統一されるまでそれぞれが独立した国であったため、地域により伝統や特色が異なっています。
スコットランドは数年前にイギリスからの独立の国民投票で話題となったように、国民の独立心が特に強い国です。
首都は、丘陵地に作られたコンパクトシティ、エディンバラです。
この街は、歴史のある街で、ノスタルジックな古い町並みと優雅な新しい町並みが共存しています。
スコットランドを旅するにはこの街をはずすわけにはいかないでしょう。
ここでは、エディンバラから、その北西部のフォートウィリアムまでのレンタカーでの旅の例を紹介しますので、スコットランドの旅を考えている方は是非参考にして有意義な旅をしてください。
歴史のある街エディンバラ
エディンバラへはロンドンのヒースロー空港から国内線で入りますが、チケットが安いですね。
基本的にスコットランド国内は日本人観光客が少ないのか、観光地のお城や教会のパンフレットは、中国語版はあるのに日本語バージョンはありません。
多少の英語が出来ないと苦労するでしょう。
お金はスコットランドポンドが必要ですので両替をしておくか、到着後に市中の銀行で両替することが必要です。
レンタカーを借りていざ出発
空港の周辺には複数のレンタカー会社がありますので困ることはありません。
予約せずに現地で借りることも可能ですが、出来れば事前に国内で予約しておいたほうがトラブルもなく無難でしょう。
レンタル料金はコンパクトカークラスが保険料込みで1日6000円程度です。
イギリスのレンタカーで助かるのは、日本国内と同じように左側通行で右ハンドルである事です。
気を付けたいのは、ヨーロッパはマニュアルミッション車が主流なので、オートマ車を希望する場合はよく探さないと見つかりません。
また、メーターがマイル表示なので、速度など換算できた方が良いでしょう。
エディンバラ城など市内観光の後ドライブへ
歴史のあるエディンバラには見どころが多いのですが、レンタカーを借りていますので、市内観光は早めに切り上げてさっそく郊外に出てドライブを楽しむことがおススメです。
郊外に出るとクルマも少なく走りやすい道路が続きます。
道路からの景色はきれいな緑の森の中だったり、広大な牧草地であったり、湖の側だったり、小ぢんまりとした田舎町の中を抜けたりと飽きることがありません。
また遠くに見える山々は、木が無くて草に覆われた自然のままの壮大な姿のモノが多くあります。
このような日本ではなじみのない景色の中で好きなところで寄り道をして、風景を楽しめるのがレンタカーの魅力です。
フォートウィリアムでの宿泊は事前に予約していた民泊で7000円程度です。
近くにはハリーポッターのロケ地となったアーチ橋がありますので是非訪れてください。